聞くは一時の恥 聞かぬは……?

この工場電気ドットコムをご覧になっている工場や町工場、製造業の皆様には直接関係が無い事なのですが、実は最近、当サイトへの協業の問い合わせが増えてきております。一番多いのは、新電力会社からの問合せで、その会社の電気を工場電気ドットコムで取り扱ってほしいというものでした。

もちろん当サイトでは、安心・安全に電気を利用できる会社を、既に厳選しております。そういった売り込みのメールをいただいても、果たしてそこが安心・安全に電気を利用できる信頼できる会社かどうか、という事を厳しく調べております。

しかし最近、その流れが少し変わってきています。今までは、ほぼすべてが上に書いたような新電力会社からの協業依頼でしたが、最近では電力コンサル会社からの協業依頼や新電力代理店からの協業依頼、LEDなど電力削減会社からの協業依頼などが増えてきております。これは一体どういう事なのでしょうか?

考えるにこの流れの変化は、現在電気料金削減や使用電力削減の提案側の情報がどんどん増えていっている事に関係していると思います。電力自由化の全面解禁が2016年でした。それから3年経って、各新電力業者もインターネットであったりテレビCMであったり、様々なプロモーションを展開しています。しかしその一方で一般の需要家様から見た時に、果たしてどの新電力会社の提案が自社にとってどういうメリットとデメリットがあるのか、そうした新電力から得た見積書をどう読み解けばいいのか、そしてそれらの多くの情報をどういう順番で勘案してゆけばよいかということが、非常にわかりにくくなってきているのでは無いか、という事です。

そのためにそうした電力コンサル会社や新電力代理店などが、私達工場電気ドットコムを通して、自分たちの長所や得意なところを一般の需要家様達に広めていってほしい……と考えているのでは無いか。そういう経緯から、私達に協業の依頼が来ているということなのでは無いか、と考えております。つまりそうした新電力に関連する一連のプロモーション活動が、ある意味で飽和状態に達してきているということなのでは無いかと思います。

そのように考えていった時に、逆に需要家様から工場電気ドットコムへご相談いただいた件の中には、もう少し早くご相談をいただけていればという内容がいくつも見られた事を思い出してしまいます。新電力の情報自体はテレビやインターネットで日々目にするものの、いざそれを吟味するとなった時に情報が大量にありすぎて、結果良くわからないままに契約をしてしまった……というパターンが、結構あるようです。

確かに新電力に切り替えることで、電気代が安くなります。これはもちろん大前提です。しかし実は新電力会社にもいくつかの種類があります。例えば一般家庭での電気代削減に特化した会社、ガス代などと組み合わせることで削減額はそれほどでも無いが支払いの手間を減らした会社、ポイント制などを導入し様々な特典がつくプラン、削減額に相当する部分を電気代削減にするのでは無く動物たちの保護活動に寄付するプラン……などなど、実に多くの会社とプランがあります。そしてその中には、工場や町工場など製造業の電気代であれば特に大幅に値下げが可能な新電力会社も、確かに存在しております。しかしそういった情報は、ご自身で調べる限りは、比較する段階にたどり着くことすら難しいのでは無いでしょうか。

工場電気ドットコムでは、そうした皆様からの質問を、初歩の事から少し専門的な内容まで、幅広く丁寧に、ご対応させていただきます。新電力というのは、ある意味で専門的な話になりますし、ご存知なくて当然の内容も含まれております。「聞くは一時の恥 聞かぬは一生の恥」という事ではありませんが、なにしろ専門的な内容ですので「知らない」事は、決して恥じる事ではございません。しかし知らなかったことで「損をする」事態になってはいけないと、私達は常に考えております。

特にいまや多くの製造業・企業の皆様が、新電力に切り替えております。そのような中、少しでも需要家の皆様のお役に立つような情報を正しくそして分かりやすくご提供することが、工場電気ドットコムの役目だと、考えております。どんなお気軽なご相談からでもお受けいたします。電気業界の様々な情報を持っている担当者が、丁寧にご説明さしあげます。

工場電気ドットコムでは、ご相談、お問い合わせは全て無料にて受付しております。お見積りも全て手数料無料にてお出しいたします。少しでも気になることがございましたら、お電話でもメールでもどちらでも、どうぞお気軽にご連絡ください。